ピンポン THE ANIMATION 第一話 「風の音がジャマをしている」

EDIT

ピンポン THE ANIMATION』。
監督は「四畳半神話大系」や「マインド・ゲーム」でお馴染み
湯浅政明監督。

正直にいう。俺はこの作品を侮っていた。
さすがの湯浅政明監督といえど、
「これおもしろいのかな?」という疑念が拭えなかった。

そして、その疑念はものの見事に
ふっとばされることとなった。


なぜ、どうして、どのようにその疑念はふっとばされたのか?
それは本編を見てもらうしかないのだが、
手短にわかってもらうには完成版のOPを視聴してもらうのがいいだろう。

この完成版のOPで、『ピンポン THE ANIMATION』を
見るか見ざるかを決めてほしい。
ここに『ピンポン THE ANIMATION』のおもしろさが凝縮されている。

もう凄いとしかいいようがない。この凄さを言葉では表現できないけど、言葉で表現できる程度の凄さなら映像なんていらない。
そう思った今日このごろ。エラソーにしてなんだかすいません。とにかく俺がいいたいことは湯浅監督マジ最高ということだけだ。


こういう雰囲気のアニメが苦手だという人もいるだろう。それは仕方ない。
だがこのようなアニメの雰囲気が好きだという人。

断言しよう。
そんなあなたに『ピンポン THE ANIMATION』は期待以上ものを見せつけてくると。


さて、それでは本編について少しだけ話していこう。
物語は、いつも表情を崩さない鉄面皮のスマイルと、
実力はあるがゆえにお調子者のペコを主人公に展開していく。
ピンポン
ピンポン



中国人留学生をスパイするためにペコはスマイルを引っ張って辻堂学園へ向かう。
だがそこにはチャイナの姿はなかった。お目当ての孔 文革(コン・ウエンガ)が
体育館に来るまで卓球をしてようとペコはスマイルにいう。

一方、屋上にいる孔は愚痴をもらしていた。
孔はいう、「こんな事ならもう少し早く自分の才能を見限るべきだったよ……」と。

そこに体育館から卓球の音が鳴り響いてくる。
「腕のいいカットマンだ」
「だけど前陣即効のペースだ」

ここからは孔とそのコーチ(?)が体育館から鳴り響くスマイルとペコの
卓球の音だけを聞いて実況をはじめるのだ。

これだけでも孔にどれだけの才能があるのかうかがい知れるが、
なによりこのシーンがカッコイイったらありゃしない。

「速攻のやつもスピードがある」
「カットに比べると速攻のプレーはかなりザツだ」
「だけどカットも返すので精一杯といった感じだ……速攻の球に伸びがある?」

「いや、あの速攻、スピードはあるけど逆に隙も多い」
「カットマン、わざと負けてるな」
「なぜ?」

「さぁね、お国柄なんじゃない? とにかく中へ入ろう」
「風の音がジャマだよ」
ピンポン

そして次の瞬間、サブタイトルが出てくる。
この一連の流れが異常にカッコイイのだ。
ピンポン
このサブタイトルに切り替わってから風の音がやんで孔選手の声だけが数秒間きこえる。
そこにゾクゾクっとくるものがあるのだ。


この後の孔選手とペコの戦いも必見の価値あり。
この記事を書いてる人の表現力で語れる部分はあまりないが、
とにかくこのアニメの力を感じてほしいと思う。


それでは、これにて。


さいなら~。


byすなぎも
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