映画『ピノキオ』感想 ~冒険譚だと思ってたらホラー映画だった~

EDIT

はじめに


子どもの頃、たくさんのディズニー・アニメを視聴しながら成長してきた。
『未知との遭遇』で主人公が自分の子どもにアニメ『ピノキオ』を見せようとするように、
今の親御さんはディズニー・アニメを見せようとするのが普通なのかもしれない。
しかし、子どもの頃見たハズの映画の記憶はどうも曖昧だ。
『ピノキオ』にしてもそうだ。どんな内容だったかあまり思い出せずにいた。
なので見返した。その結果がこれだ。
映画

うぉおおおい!?

ぴ、ピノキオが……ピノキオがタバコを吸ってるぞ!
教育上よろしくないってレベルじゃねぇ!


見返してようやくわかった。『ピノキオ』はけっこうブラックな内容だ。
だから『ピノキオ』の記憶がなかったのは忘れたからではなく、
トラウマになって忘れようとしていただけだった。
それぐらい『ピノキオ』は、いま見ても怖い……怖すぎる!


感想


おもちゃ屋を経営してるゼペットじいさんは、どう見ても気が狂ってるとしか思えない
造形の時計やおもちゃに囲まれて日々を過ごしていた。
映画
なんだこのおもちゃ……超弩級のトラウマもんや……! 怖い、怖すぎるわ……! 

ゼペットじいさんはピノキオを本当の子どもにしてくれと一番星に願う。
すると一番星から青い妖精が降りてきてゼペットじいさんの願いを叶えてくれる。
放浪者つーか完全にホームレスのジミニー・クリケットを
ピノキオの良心に添えた青い妖精(ホームレスを良心にするって
どういう神経してんだろうか)
は、ピノキオに本当の人間になれるように
良心のいうことを聞きなさいといわれる。

が、しかし!
ピノキオは全くいうことを聞かない!


その結果どうなるか。
まず最初に正直ジョンにそそのかされて劇団に売り飛ばされる。
ディズニーで人身売買が見れるとは夢にも思ってなかったよ!
青い妖精の助けもあって劇団からなんとか抜け出せたが、
その後また正直ジョンにさらわれる。
今度はあやしいおじさんに売り飛ばされて、
悪い子どもたちといっしょにおもしろ島に連れて行かれる。
映画
悪いおじさんに付いて行ってはいけません! ってかマジこえぇよ! しょんべんちびりそーだぜ……。

おもしろ島とは、毎日が日曜日(!)でタバコも酒もやり放題。
俺も行きてぇよ! そのパラダイスに永住したいよ!
と思っていたのもつかの間、おもしろ島で遊びまくってた子どもたちは
呪いかなんかでどんどんロバになりはじめる。
子どもたちは「元に戻して」と泣きわめくが、おじさんは
「人間のときに羽目をはずした、
そのバチがあたったんだ!」

という。だけどちょっと待ってほしい。
おじさん(というかピノキオの製作陣)は勉強もしないで遊んでばっかの悪い子は
ロバになっちゃうよ、だからいい子にしようねといいたいらしいが、
そんな子どもたちよりもよっぽど悪いことをしてるおじさんや
正直ジョンがロバにもならねぇ裁かれねぇってのが一番怖いわ!

だから映画『ピノキオ』では、正直ジョンやおじさん、あとストロンボリは社会的制裁を
全くもって受けていない。そこから想像できるのは、正直ジョンやおじさんは
これからも人身売買や子どもロバを売り飛ばすのを止めないということだ。
勉強うんぬんよりまずこっちをどうにかしないとダメじゃない……?

他にもランビーがロバになるところや、怪物クジラ・モンストロも一級のトラウマもの。
最終的にピノキオは人間の子どもになるから感動的なのかもしれないが、
ロバになった子どもたちが助けられたという描写は一切なし、
正直ジョンもおじさんも警察に捕まったというシーンも全くないのを考えると、
内容もやっぱりトラウマものだと改めて思いました。
子どもに見せるかどうかは親御さんの判断に任せます。
あ~怖かった……。


それではこれにて。
さいなら~。


byすなぎも
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