『のんのんびより』の兄は視聴者なのだ ~のんのんびよりの兄はなぜ人気なのか?~

EDIT


Q. 『のんのんびより』の兄はなぜ人気なのですか?



A. それは兄が視聴者自身のようなものだからです。

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「『のんのんびより』の兄は視聴者」と大それたことを言ってのけましたが、確証は全くもってないです。低学歴のクソニートが書いてるものなので、信憑性はないに等しいです。まぁ、それでもニートの戯言を楽しんでくれる稀有な方がいるのであれば、これから書くことを存分に楽しんでもらいたいと思っています。


さて、世の中には視聴者の分身のようなキャラクターというものが存在します





代表的なところをいえば、『ひぐらしのなく頃に』の「羽入」ちゃんです。羽入ちゃんは最初、梨花ちゃんにしか認識されていないキャラクターでしたよね? 圭一くんやレナちゃんには羽入ちゃんが見えていませんでした。すこしいい換えると、羽入というキャラクターはその世界の一部の人間にしか見えない存在でした。そして羽入ちゃんは世界を客観視する存在でもありました。

少し考えてみると……羽入ちゃんって、視聴者と似ている点があるとは思いませんか?

視聴者はアニメの中のキャラクターに存在を認知してもらえない。そして視聴者は、アニメという世界の外側からすべてを客観視している。

つまりは羽入ちゃんは、視聴者の分身ともいえるのではないでしょうか?
羽入ちゃん≒視聴者と。


すこし話がズレますが、後に羽入ちゃんは『ひぐらし』という世界のみんなに認識されるようになります。つまり、羽入ちゃんが圭一くんやレナちゃんにも見えるようになるんですね。これはつまり、視聴者の分身でもある羽入ちゃんが『ひぐらし』という世界に参加したのです。つまり、『ひぐらしのなく頃に』というアニメは「視聴者参加型アニメ」とでもいえるのではないのでしょうか。

(これについて詳しくは『時間ループ物語論』という本にかいてありますので、そちらをご覧ください)
(『時間ループ物語論』のAmazonのURL→http://www.amazon.co.jp/%E6%99%82%E9%96%93%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E7%89%A9%E8%AA%9E%E8%AB%96-%E6%B5%85%E7%BE%BD-%E9%80%9A%E6%98%8E/dp/4800300185


「キャラクター≒視聴者」という点で他に有名なキャラクターといえば、『けいおん』の「あずにゃん」があげられるでしょうか。

あずにゃんは、羽入ちゃんとは違って唯ちゃんや澪ちゃんなどといった登場人物たちには認識されています。しかし、あずにゃんと唯ちゃんたちには決定的に違う点があります。

それはあずにゃんが後輩であるところです。
ですから、あずにゃんは先輩たちと楽しい日常をくり広げながら、どこか世界を客観視している部分が、主要メンバーの四人とほんの少しの疎外感がどこかにあると思います。

だからあずにゃんもまた、「キャラクター≒視聴者」という
図式に当てはまるのでないでしょうか
(これはライムスター宇多丸さんの「シネマハスラー」の
「映画 けいおん!」でも指摘していた点ですね)。

(この動画の 19:24 頃からその指摘が始まります)



さて、「キャラクター≒視聴者」というものがあると主張したところで、いよいよ本題に入りましょう。『のんのんびより』の兄はなぜ人気なのでしょうか?

といっても、ここまで真面目に僕の記事を呼んでくれた方はもう大体の察しがついていると思います。ですが、一応の説明をさせてください。

『のんのんびより』の兄は、登場人物たちと会話はしない(というかできない?)存在です。さらに、兄は主要メンバーの女の子たちには確かに認知されていますが、ほとんど空気のような扱われ方です。

つまり、主要メンバーの女の子たちのグループから若干疎外されている。ということは、彼女たちを客観視する立ち位置にいる。

なので、『のんのんびより』の兄も「キャラクター≒視聴者」という図式に当てはまり、
結論をいうと「兄≒視聴者」となるのです。

「あの女の子たちの中に混ざりたい」という視聴者の願望、それを体現する兄という存在。
『のんのんびより』の兄は、それだから人気がでたのかもしれませんね。
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女の子たちを客観視する兄の図。これはまさしく視聴者自身に他ならないのだ!


それではみなさん、またいつかお会いしましょう。


byすなぎも
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